なぜ脚を組むのか?
以下、私なりの解釈ですが、結論からいうと、
無意識に楽な姿勢になろうとする、体の反応だと考えます。
時間があれば読んでください↓↓
今椅子に座っていますか?
座っている方は、椅子とお尻の接地面に左右、手を当てて座ってみてください。
手のひらはお尻側です。
お尻の骨の部分、坐骨に触れると思います。
手にかかる体重は、左右どちらにかかってますか?
①左右均等
②どちらかというと左
③どちらかというと右
②の方は、座っている時の姿勢が左側に、
③の方は、座っている時の姿勢が右側に傾いていると言えます。
①の方、脚を投げ出し極端に浅く座る方、極端に前傾になっている方は、
おそらく脚は組まないと思います。
次に、お尻の体重がかかっていないほうの脚を動かして
上に組む動作をとります。(②でいえば、右足を上にして脚を組む)
脚を組んだ方は、もう一度お尻に手を当ててみてください。
今度は、左右均等に体重がかかりますよね。でも、これは当たり前のことなんです。
脚を組んで座った時のバランスが、
組んだ脚、左右の坐骨の3点でとられているからです。
つまり、安定した姿勢になります。
これは無意識に楽な姿勢になろうとする体の反応です。
脚を組むのは悪いのか、よく患者さんに聞かれます。
意識的に組むのはおススメしませんが、
無意識的に組むのであれば、それは自然なことですので悪くはありません。
ただ、坐骨にかかる左右差があるということは、
体の捻じれや骨盤の傾きなどの影響が考えられます。
特に痛みを感じる方は、ご来院をお待ちしております。
最後までありがとうございました。